R7.8.15 戦後80年「終戦記念日」
今日8月15日は終戦記念日です。戦後80年の節目の年です。子供の頃はもう二度と日本は戦争をしないだろうと思っていました。しかし、今思うのは、人々が努力を怠れば日本だってまた戦争をする国になる可能性をもっているということです。日本が他国を侵略しなくても、他国が日本に戦争をしかけてくることだってあります。その時、私たちはどういう行動をとるのでしょうか。
子供から若い世代の人たちでは「鬼」を題材にしたアニメやドラマが人気です。「人間」対「鬼」という対立構造で、人間も鬼も切ろ殺されていく残虐なシーンにあふれています。ストーリーの中には深いテーマがあって、人間のエゴとか、恨むべき相手とも共存する道をさぐる、など考えさせられるものがあることはわかります。しかし、それにしても残虐なシーンが多く、強い衝撃、強い刺激に慣れてしまい、さらに「おもしろい場面」を求める人間の感覚は、これからも「平和」を維持していけるのか心配です。
さて、私たちの生活は国家の判断、政府が定めた法律に左右されます。最近では新型コロナウイルス感染症に係る様々な法により、厳しく規制されたり、経済進展のために急に規制が解除されたりしました。都合よく法が制定されるのは今も昔も変わらないような気がします。戦前・戦中で言えば国家総動員法の制定、5.15事件や2.26事件などによって軍隊が力をもち、国民の言論の自由が失われた時代があります。「不況の日本を救うため」「日本国民の生活を豊かにするため」に戦争の道を選びました。これからは、「国民の声が反映され、政治が暴走しない」ように国民が努力しなければいけないと感じています。
ヒマワリがようやく顔をそろえました。いつも東の方を向いています。オシロイバナ、ヒャクニチソウも赤、ピンクに花を咲かせました。
お盆と言えば花火です。