
【気温5℃のシドニー空港】カンタス航空22便が離陸し、機体が水平飛行になって、機内食が配られたのは22時ころ。機内食の量はそんなに多くないが、ワインを飲むこともできた。やっぱり、オーストラリアと言えばワイン!そして、朝7:00の気温は5℃、冷蔵庫の中に入ったかのような、冬のシドニー空港に到着した。
【早くもハプニング】入国審査を済ませ、次のエアーズロック行きの乗り継ぎをしようとした時に事件は起きた。搭乗券がない。「えーっ!」どこを探してもない。もしかして機内に預けた荷物の中に入っているのかもしれない。「検査官のみなさん、すみませんが、荷物の中を調べさせてもらえませんか。」「ふん、知らないね。」まじかあ!オーストラリアの人たちって冷たい!トイレに落とさなかったかな。心あたりがある場所を探しても見つからない。時間がせまってきたよ。そうだ、カンタス航空の乗り継ぎカウンターに行こう。「すみませんが、再発行してもらえますか?さっきまでは確かにあったんですよ。入国審査も済ませていますから。」すると、カウンターの中国系らしいお姉さんは笑顔で「いいですよ。」と再発行してくれたのだ。あ~助かった。汗びっしょり。「ありがとうございます!」
【カタジュタのサンセットツアー】エアーズロック空港からの無料シャトルバスにて、デザートガーデンズホテルに移動。スーパーマーケットで水や食料を購入。このあたりは砂漠なので、日中は20℃くらいあっても朝晩は5℃まで下がる。寒くない服装を準備し、水と食料も持って、AAT Kingsのカタジュタ「風の谷」散策・サンセットツアーに参加。とにかく青空がどこまでも続いている。茶色の岩肌や形のおもしろさ。やがて、日が暮れていく。カタジュタの岩が赤くなっていき、そして、空は紫色に深まっていく。



【南半球から見る無数の星】19時00分、ホテルにもどると、夜空には星がたくさん見えた!人生で3本の指に入るほどの星空だ。画素数の低いデジカメで撮影してもたくさん映っている。


【Sun raise & Sun set tour】朝4時30分に起床。エアーズロックは地元ではウルルと言われる。登山を希望しない人は周辺を散策したりカルチャーセンターを見学して待つというAAT kings の英語ガイド付きツアーに参加した。だんだん日が昇り、金色の光が差し込んできた。

【シドニー・タワーからの夜景】18:00 リッジス・スクエア・ワールド・シドニーホテルにチェクイン。朝から飛行機の移動ばかりだったので、夜おそくなって疲れもあるけれど、観光もしたいと思って夜のシドニータワーへ。街はライトアップされてきれいなところもあるけれど、タワーの入口周辺は薄暗い。エレベーターの入口はせまくて、東京タワーのような華やかさはない…。

【シドニー市内の観光へ】クイーンビクトリア・ビルディングは1890年代に建てられた建築物を使ったショッピングセンター。日本で言うとイオンショッピングセンターや三井アウトレットパークのような雰囲気もあるけれど、人があまりいないところがいいね、でも人がいないとつぶれるかも。歴史を感じさせる建築物の芸術性がすばらしい!


【セントメアリー大聖堂】シドニーの教会と言えば、ハイドパークにあるセントメアリー大聖堂。こちらも1890年代の建築。入口だけで圧倒されるスケールの大きさ。

【ハーバーブリッジ】オペラハウスを見て、船にも乗って、ハーバーブリッジの上にも登った。2000年のシドニー五輪女子マラソンで高橋尚子さんがこの道を走り抜けて金メダルをとったと思うと、自分も走りたい気持ちになる。シドニーは移民が多い。オーストラリアの建国は、簡単に言うと、原住民アボリジニなど人たちが住む土地にイギリス人が入植して始まった。でも、シドニーの街を歩いていると、中国系の人やイスラム系の人の姿がとても多い。ここオーストラリアも多民族国家で、多くの人が開拓精神を持ちながら苦難の道を乗り越えてきたんだろう。



【旅の準備】
□パスポート(出入国に必要)
□ビザ(ETASで申込みして持参)
□航空券(Eチケット)
□JR切符(国内の移動)
□ホテル宿泊確認書(HISで予約)
□OPツアー確認書(AAT Kings)
□クレジットカード
(各チケットを購入したカード)
□常備薬(風邪薬、下痢止め、虫刺され、うがい薬など。海外の薬は成分が強い。)
□洗面用具(歯ブラシ、歯磨き、かみそりなどは備え付けられていないことがある。石鹸やシャンプーは中級ホテル以上であれば備え付けられているが、においがきつい場合が多い。)
□化粧品(乾燥地帯に行くので、保湿クリームやリップクリームが必要かも。)
□電源アダプターの変圧器(プラグはOタイプ、日本は100Vだが、オーストラリア現地では240V)
□カメラ、三脚(デジタルカメラバッテリーは予備も持つ。フィルムカメラの場合、ISO800以上のフィルムはX線検査で感光する可能性があるので、ISO400以下がよい。)
□スリッパ(飛行機の中ではくと疲れがとれる。)
□携帯電話(海外でも使用できるか確認する。充電器も持つ。)
□上着、手袋(日本の冬よりは温かいが南半球の8月は真冬である。気温がマイナスになることもある。)
□ウエットティッシュ(現地ではなかなか買えない。手を洗いたいときに洗えないことが多い。)
□サングラス(オーストラリアでは冬でも紫外線が強い。)
【旅の記録】
2010年8月6日
成田発 20時30分(QF22便)
2010年8月7日
シドニー着 07時00分
(飛行時間9時間30分)
2010年8月7日
シドニー発 09時30分(QF728便)
エアーズロック着 12時40分
(飛行時間3時間40分)
航空券・税・燃油サーチャージ等
片道10万3000円 1ドル=86円
2010年8月9日
エアーズロック空港発13時40分
(カンタス航空729便)
シドニー空港着16時45分
(飛行時間2時間50分)
2010年8月10日
シドニー空港発21時45分
(カンタス航空21便)
2010年8月11日
成田空港着06時30分
(飛行時間9時間45分)
航空券・手数料・税・燃料サーチャージ等
片道10万3000円